【公的資格】屋外広告士について 

概要

屋外広告士試験は、屋外広告物の製作・施工に関する総合令的な知識及び技術を有することを認定する資格制度。有資格者は屋外広告業登録に必須の「業務主任者」や、製作した看板に対する責任を負う「屋外広告物管理者」を取得するために必要な要件の1つ。
業の健全な発展に向けて活躍が期待されています。

受験資格・対象者

18歳以上の実務経験を3年以上を有する者(最低年齢21歳)

試験内容

筆記試験 関係法規、広告デザイン、設計・施工
技能試験 実技試験問題(「デザイン」「設計」のいずれか選択)

【民間資格】広告物点検技士

概要

正しい看板の施工方法や点検に関する知識、経年劣化についての知識、不良の程度を見極める技術を証明する民間資格。ビルオーナーやビルメンテナンス業者、広告代理店など業界以外からの受講も多い。5年ごとに更新のため1日講習を受ける必要がある。

受験資格・対象者

  • 満18歳以上
  • 工作物の点検業務に従事する者

講習内容

リスクマネジメントとコンプライアンス 広告物全般について(広義・狭義)
広告物の点検内容、実施方法、専門機器と使用方法 筆記試験

【国家資格】広告美術仕上げ技能士

概要

屋外提出など、耐候性の求められる看板の仕上げ加工ができる技能を認定する技能検定。取り扱う分野ごとに「広告面ペイント仕上げ作業」「広告面粘着シート仕上げ作業」「広告面プラスチック仕上げ作業」に分類される。

等級

試験内容、難易度に応じて「1級」「2級」「3級」に分かれる。(3級は、広告面粘着シート仕上げ作業のみ)

受験資格

【1級】
7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験を有する者
【2級】
実務経験2年以上、または3級合格者
【3級】
実務経験を有する者 ※学歴により条件緩和あり

試験内容(1級・2級)

筆記試験 施工法一般、材料、デザイン、関係法規、安全衛生、選択科目(広告板ペイント仕上げ法、広告板プラスチック仕上げ法、広告板粘着シート仕上げ法のうち、いずれかを選択)
技能試験 「広告面ペイント仕上げ作業」「広告面プラスチック仕上げ作業」「広告面粘着シート仕上げ作業」のうち、いずれか選択)

試験内容(3級)

筆記試験 施工法一般、材料、デザイン、関係法規、安全衛生など
技能試験 広告面粘着シート仕上げ作業について

【国家資格】ガラス用施工技能士技能士

概要

ガラスの飛散防止や日射調整などを目的として、建築物または自動車の窓ガラスにフィルムを貼る業務を対象とした技能検定。施工技術を身に付けられる「技能講習」も実施している。

等級

試験内容、難易度に応じて「1級」と「2級」に分かれるほか、それぞれ「建築フィルム作業」と「自動車フィルム作業」に分類される

受験資格

【1級】
7年以上の実務経験、または2級合格後、2年以上の実務経験を有する者
【2級】
2年以上の実務経験を有する者

試験内容(1級)

筆記試験 太陽光線の光学的特徴、材料、安全衛生、施工法、工事の種類及び工程、建築設計図書、関係法令など
技能試験 フィルム工事の段取り、フィルム工事及び積算と見積り

試験内容(2級)

筆記試験 太陽光線の光学的特徴、材料、安全衛生、施工法、工事の種類及び工程、建築設計図書、関係法令など
技能試験 フィルム工事の段取り、フィルム工事のいずれかを選択

鹿児島県屋外広告士会について

・鹿児島県屋外広告士会の説明